歯科医なら、誰でもよいわけではない
● 歯周病治療を好まない歯科医も多い
歯科業界は長く、むし歯の治療を主な収入源としてきました。診療報酬の配分も、むし歯治療に手厚くなっています。
手間のかかる割に儲からない歯周病治療を好まず、削って詰めての旧来型むし歯治療に誘導したがる歯科医も少なくありません。その手の歯科医に行かせてしまっては、糖尿病のコントロールなど夢のまた夢、むしろ医療費が増えてしまうかもしれません。
● 歯周病を真面目に治療してくれる歯科医は奇特
被保険者には、歯周病治療を熱心にやってくれる歯科医へ行ってほしいところですけれど、困ったことに、そういう歯科医の割合は低く、しかも儲け優先の歯科医でないかを外部から見分けることは、ほぼ不可能です。